コンプリートセレクション オーガドライバー特集

定価26,250円(税込)。ファイズギアと比較して若干安い価格。
しかしこれにはオーガストランザーが付属しません。どこがコンプリートなのか。

外箱。ファイズギアやVバックルのような透明なカバーはありません。

外箱拡大写真。因みに、予告編のブレた画像はこの写真を撮ろうと思って失敗したもの。

ファイズギアとの比較画像。やはり一回りほど小さい。

中箱。中身が見える仕様なのはVバックルと同じ。

箱の下部に隠れたパーツがあるかと思いきや。

見えているもので全部でした。取扱説明書もあるけど、ここでは割愛。

上のベルトは放映中に発売していた、トイザらス限定オーガドライバー。所謂、子供用。
以降はこれと比較しながら解説していきます。
コンプリートセレクションのベルトは牛革を使用しているとか。
しかし革ベルト部分が短い。牛革使用と謳っているにしてはこれはあまりにも酷い。
端から端まで牛革ベルトにして欲しかったけれど。構造上、無理な注文なんでしょうね。
因みに、劇中設定と違う。本来なら黒い部分に縦のラインが入っているのだが、これはつるつる。

ベルト裏側。裏面には特にこれといった装飾はなし。あっても困る。

オーガドライバー比較。右がコンプリートセレクション。
コンプリートセレクションは若干濃い金色。
因みに、ファイズギアで不評だったのか、汚し塗装ではなく普通の塗装。

裏側にはLとRの刻印が。これは子供用にはありません。
同様にベルト側にもLとRが刻印されていて、一目でどちら側か分かる親切設計。

オーガフォン。
塗装が強化されている。
因みに、例によって隠しコマンドはなし。説明書に記載されていないコマンドだとエラー。
変身後にフォンブラスターにして、ドライバーに戻してエクシードチャージができない仕様も健在。

オーガフォン展開。
ネジ穴を塞いでいたり、スマートブレインロゴにも塗装がしてある。
待ち受け画像は同じ物を拡大コピーしてあるだけなので変化無し。

展開図裏側。
裏側のネジ穴もきっちり塞いである。
しかし、大きさが一回りも違うと、握り心地が違うもんですね。

ミッションメモリー。
子供用では省かれた部分もしっかり塗装されているが、のっぺりとした印象がある。
赤い部分はクリアパーツで、覗き込むと中が見えます。これといって特別なものが中にあるわけでもないけれど。
しかし、オーガストランザーがないので、ミッションメモリーはただの飾りにしかならないのです。
因みに、これも劇中設定とはデザインが微妙に異なる。異なるのはオーガのマークの周囲の白い部分。

組み立てて比較。
流石にボリュームは段違い。しかし例によってダイキャスト製のバックル部分は重い。

前から撮影。
組み立ててみると格好良く見えるもんです。

取扱説明書の表紙と裏表紙。
裏表紙は地味にスマブレマークのみ。

1ページ目。オーガについての解説。2ページ目は付属品一覧に注意事項。
それ以降は組み立て解説や遊び方のみなので割愛。
ファイズギアやVバックルのように、インタビューなどは一切なし。
コンプリートセレクションの1号ライダーベルトにもインタビューがあるそうで。
何故オーガドライバーは何もないんでしょうね。

 

以下所感。
これで26,250円とはあまりにも高い。全く期待せずにお布施のつもりで買ったけれど、やっぱり懐には大打撃でした。
シリーズ存続のためにお布施をしたけれど、これは割と本気で買うんじゃなかったと後悔している。
26,250円もあったらと思うと本当にやりきれない。なんで牛革とかダイキャスト使ってコスト無駄に上げてるんだよ。
オーガストランザー付いて31,500円なら納得もいくけれど。変形機構のない飾りでもいいから……。
というか、元々あんな無茶苦茶な変形機構の再現には期待なんぞしちゃおりません。
それでも飾りでいいから欲しかったのに……。ミッションメモリー抜き差しできるってだけで良いから……。

いつものことなんだけれど、これだけの高額商品で劇中仕様を再現できていないのは悲しすぎる。
もう怒りや憎しみとかじゃなくて、憐れみいっぱいに呆れるばかりですよ。
そうそう、担当者が何故カイザでなく、オーガを選んだのかが理解できない。
普通、ファイズときたらカイザじゃないの?これがわからない。
大体、オーガ好きな人ならトイザらス限定のを買ってるだろうし、
買えなかったとしても、26,250円も出してまで欲しいとも思えないよ。
そりゃあ、カイザとかデルタならまだしも、劇場限定ライダーだよ、オーガって。
消費者の求める物を全く理解していないよバンダイ。これが受注生産じゃなかったら担当者はクビだろうよ。
これからのコンプリートセレクションに期待するだけ無駄なのかもしれない。
それでも買っちゃうんだろうけどね、物にもよるけど。

さて、最後に、オーガストランザーがないことに、ふざけるな!と叫んでお終いとさせていただきます。
やるせない気分がお買い得で味わえますよ。

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